産業特化エリアの作り方 - Cities: Skylines II メモ

はじめに

この記事は初心者向けに産業特化エリアとは何かと、どうやって建設できるか、をざっくりまとめたものである。正確な商品と原材料の関係や、土地の制限の詳細などについては省いてあるのでご了承いただきたく。

初歩的なこと

あらゆる商品のうち、「織物製品」とか「飲料」など、物品として形があるのは、輸入するのでなければ産業区画(工場)で生産できる。
一方、それぞれの商品の原材料は、輸入するのでなけれな、産業特化エリアで生産できる。たとえば織物製品を生産するためには絹か家畜または原油が必要である(つまり木綿か羊毛か化学繊維ということだが、ゲームではそこまで厳密ではない)。

産業特化エリアを作る条件

原材料のうち、いくつかは特定の土地にしか産業特化エリアを作成できない。

例えばコンクリートなどの原材料になる「岩」という原材料は、「砕石」というエリアで生産できるが、これはどんな土地でも良い。一方、石油化学製品(ガソリン)の原材料である原油は「油田」という土地が必要で、かつこの土地は生産していくにつれて資源が枯渇していく。食品や飲料の原材料である穀物/綿/野菜は「肥沃な土地」でないと作成できないが、枯渇はしない。

どこにどんな土地があるかは、情報ビューの「天然資源」で確認できる。

産業特化エリアの作り方

産業特化エリアを作るには、まず「産業エリアハブ」という建物を建設する。わかりにくいが、「区画」メニューの中にある。


建設したらそのままエリアの設定ができるが、ここでいったん[ESC]キーを数回押すなどして、ちゃんと建設されているか確認をお勧めする。というのも、2024年5月現在、産業特化エリア建設にたまに発生するバグがあり、きちんと建設できないことがある。画像を乗せるので、左のような透明な建物になってしまったらブルドーザーで削除してやり直そう。


エリアはエリアメニューの特化産業エリアツールで設定できる(ゲーム内の訳語の統一感が無いな…)。道路に面したのと反対の辺の青白い線をドラッグしてエリアを決める。ここらへん非常にわかりにくいので画像参照。

 

1つの産業エリアハブで設定できるエリアには限界がある。なので広い土地の場合は複数の産業エリアハブを作る必要がある。また、土地に制限がある資源であれば、制限を外れた土地をエリアに入れてもその範囲は無駄になる。

MODについて

この記事では詳しく触れないが、「Anarchy」を有効にしてあれば、1つの産業エリアハブで設定できるエリアを無視できる(広すぎると収穫機などがハブ上で渋滞を起こすことがあるのでほどほどに)。また、「ExtraLandscapingTools」があれば、好きな土地に天然資源を追加削除できる。